おしらせ

BSプレミアム『新日本風土記』筑豊編放映

2016年 6月 23日

NHK・BSプレミアム「新日本風土記」にて、”筑豊”を題材に川渡り神幸祭が特集されています。

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放映日は以下の通り。

◆6/24(金)午後9:00

◆7/1(金)午後8:00 再放送

“福岡県の中央に位置する筑豊。江戸時代から石炭の産地として知られ、明治以降、中小規模の炭鉱がひしめくように掘られた。最盛期には国内出炭高の50%を担い、日本の近代化を、地の底から支えた。
いまも残る「ボタ山」は、炭鉱の産業廃棄物を積み上げてできた山。そのふもとに暮らす人びとは、炭鉱住宅での日々を懐かしげに振り返る。そもそも「筑豊」という呼び名は、明治初期に石炭関連業者の団体名として使われたのが最初で、石炭とともに歩んできたその風土を現している。
筑豊の人びとの気質を表わす言葉がある。「川筋かたぎ」。川筋の川は、筑豊を流れる遠賀川。かつては石炭輸送の大動脈だった。荒っぽいが、底抜けに明るく、明日を憂うことなく、情に生きる。そんな「川筋かたぎ」は、死と隣り合わせにある炭鉱で育まれた。
筑豊は、ボタ山の風景はもちろん、川にも、商店街にも、歌にも、劇場にも、祭りにも、炭鉱で働いてきた人々の心が生きている。石炭産業の盛衰とともにあった筑豊の光と影を描く。”

~新日本風土記・放映内容より転載~

 

新日本風土記とは、

日本各地に残された美しい風土や祭り、暮らしや人々の営みを描く本格的な紀行ドキュメント番組です。

「新日本風土記」が目指すのは、未来への映像遺産です。日本人の原点や原風景をしっかりと見つめたい。

そして、未来の世代が、自分たちの足下を確かめるための材料を映像として遺したい。そんな思いを込めています。

をコンセプトに制作された番組。

美しい映像、やさしいナレーションに心に響く音楽。ハイクオリティな映像遺産をあなたの胸に、心に刻み込んでください。

番組公式サイト:「BSプレミアム 新日本風土記」http://www.nhk.or.jp/fudoki/index.html