川渡り神幸祭

川渡り神幸祭

川渡り神幸祭(初日土曜日の川渡り神事)

その歴史は古く、永禄年間疫病流行の際に、氏子一同悪疫平癒を祈願し、御願成就の御礼として、山笠を建立し神幸祭に奉仕したことに始まると伝えられます。六十人舁きの大神輿が、五色のバレンで飾り立てた十台余の幟山笠を引具して、彦山川の川瀬を練り渡る勇壮にして豪壮な一大神事です。

山笠には何れも長い綱をつけて子供が曳き、舵棒や屋台には若衆が付き、いなせな采配振りが台上から号笛など吹いて彦山川の清流を押し渡り、祭り囃しは町内隈無く響き渡り、新緑に包まれた大川筋一帯を祭り一色に染め上げます。福岡県指定無形民俗文化財第一号に指定され、県五大祭りの一つに数えられる絢爛豪華な一大絵巻です。

風治八幡宮大神輿

風治八幡宮大神輿

平成21年に大改修された日本最大級の大神輿。
神様がお遷りになった大きな神輿が威勢良い掛け声とともに練り歩くと町中から歓声が湧き上がります。

幟山笠の写真

幟山笠

幟山笠は、前後二段屋根になっており、前方の屋根の下は祭壇造りになっています。また、山笠の四方に上幕を張り山笠の中(囃子場)が見えないようになっており、高さ約10mの真棒(しんぼう)が中央に立ち、バレンを揺らしながら進みます。

祭り初日第3土曜日の夜の写真

御旅所

彦山川の右岸にあり、武徳殿(ぶとくでん)とも呼ばれています。
風治八幡宮・白鳥神社の両神輿は川を渡り、この御旅所にて一泊します。
神輿とともに山笠も泊まり、夜間はライトアップされ祭りの夜を彩ります。

 

 

川渡り神幸祭ギャラリー

過去の祭り風景を写真でお伝えいたします。