おしらせ
神幸祭 御別火(おべっか)
2011年 5月 18日
いよいよ、当社一年で一番大きな行事川渡り神幸祭が今週末に迫ってきました。
各地区・団体それぞれで着々と準備が進んで行っています。
さて、当神社では明日、木曜日から宮司が別火(べっか)に入ります。
大祭前の大切な行事(昔からの伝統)の一つで、簡単に言えば皆と火を分けること。っと言うことは、、同じ食事がとれません。
宮司だけの火を使って、身の回りの生活をいたします。白ご飯を炊くにも一人だけの火。当然おかずも。そして煙草の火も。
飲み物も本人専用のものを作ります。誤って、冷蔵庫の宮司のお茶を飲んでしまうと・・・そのあと宮司は飲めません。
一つの部屋を完全に別火室にして、そこに食事の準備がされます。集まりで会食になっても、その場所にいることは良くても、同じ食事をとることはありません。
そうして、例祭に備えるということになります。別火は当日の最終日まで行われ、宮司が皆と一緒の食事が取れるのは全行事終了の日曜の夜からということになるわけです。