おしらせ

新しい御守【必勝守】

2022年 12月 15日

人の一生には好事や慶事などをはじめ、様々な節目があります。
心新たに成長を目指したり、守るべき新しい生命を授かった時には、神々に対し自らを省みることによって力を授かり、節目を越える一歩を踏み出します。

しかし、時には自身が成し得ていくべき成果や今後を占う重要な局面、強い意志をもって乗り越えなければならない勝負もあります。
スポーツに於ける勝敗は実にシンプルだが、勝負は競技に限ることなく、試験・商談・病気・人間関係など種々様々であり、その打ち勝つべき相手は意外にも自分自身の脆さであることも少なくありません。
最も恐ろしいのは、脆い自分に基準を置いて、自分の強みや魅力を見失いかねないことです。 

武芸を職能とする武士たちは、社前にて武功をたてる祈願を行い自らを奮い立たせました。時代は異なれど、勝負に臨む者に乗り越える力を授けたのは、日本の神話が伝える神々なのです。

勝負は決して白黒つけるものだけでなく、自分自身と向き合うことでもあります。
風を治めた八幡様はいつの時代も世の人の営みを見守り、強運の神としてその力を克己の験(しるし)として「必勝の武運」を新たに授けてくださいます。